LZMA SDK (Software Development Kit)

LZMA SDKは、LZMA圧縮を利用するアプリケーションの開発に必要な、ドキュメント、サンプル、ヘッダーファイル、ライブラリ、ツールが含まれます。

リンク サイズ 日付 バージョン 概要
ダウンロード 300 KB 2009-02-03 4.65 LZMA SDK (C, C++, C#, Java)
ダウンロード 500 KB 2009-08-29 9.12 beta

変更点:

  • 9.12: いくつかの修正
  • 9.11: PPMdサポート
  • 9.10: いくつかの修正
  • 9.06: いくつかの修正
  • 9.04: LZMA2とXZのサポート
  • 4.65: いくつかの修正
  • 4.62: いくつかの修正。LZMA SDKはパブリックドメインとなった
  • 4.58: 処理速度の最適化。LZMA圧縮用の新しいANSI-Cコード
  • 4.57: 処理速度の最適化。いくつかの修正
  • 4.49: .7zアーカイブ向けのANSI-Cデコーダを改良。.7zアーカイブを扱うためのC++コードを追加

LZMAは、7-Zipプログラムにおける、7z形式の標準かつ一般的な圧縮形式です。 LZMAは、高圧縮率かつ高速な展開が行えます。そのため、組み込みアプリケーションにとても向いています。たとえば、ROM(ファームウェア)の圧縮に利用できます。

LZMA SDKに含まれるもの:

  • LZMA圧縮・展開のC++ソースコード
  • LZMA / LZMA2 / XZ圧縮・展開用のANSI-C準拠のソースコード
  • 実装例付き7z展開用のANSI-C準拠のソースコード
  • LZMA圧縮・展開のC#ソースコード
  • LZMA圧縮・展開のJavaソースコード
  • Windows用のコンパイル済みLZMA圧縮・展開プログラム

ANSI-C LZMAの展開コードは、オリジナルのC++ソースからCに移植されたものです。また、コードサイズの単純化、最適化がなされています。しかしながら、7-ZipLZMAと完全に互換性があります。

LZMAの特徴:

  • 圧縮スピード: 2GHzのデュアルコアCPUで2MB/秒
  • 展開スピード:
    • 2GHzのIntel Core2やAMD Athlon 64で20~30MB/秒
    • 200MHzのARM、MIPS、PowerPCやそのほかのシンプルなRISC CPUで1~2MB/秒
  • 展開(解凍)時の要求メモリが少ない: 8~32KB+辞書サイズ
  • 展開(解凍)コードが小さい: 2~8 KB(高速最適化による)

LZMAのデコーダは整数演算のみ利用し、一般的な32ビットCPU(やいくつかの条件が付いた16ビットCPU)で利用できます。

ライセンス

LZMA SDKパブリックドメインになりました

LZMAの関連リンク


Copyright (C) 2009 Igor Pavlov.