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Warning messages for obsolete options in ltjclasses and ltjsclasses.
[luatex-ja/luatexja.git] / src / ltjsclasses / ltjsclasses.dtx
index 6529b4c..fe86225 100644 (file)
@@ -22,7 +22,7 @@
 %  -----------------------------------------
 %
 % \fi
-% \CheckSum{5032}
+% \CheckSum{5037}
 %% \CharacterTable
 %%  {Upper-case    \A\B\C\D\E\F\G\H\I\J\K\L\M\N\O\P\Q\R\S\T\U\V\W\X\Y\Z
 %%   Lower-case    \a\b\c\d\e\f\g\h\i\j\k\l\m\n\o\p\q\r\s\t\u\v\w\x\y\z
@@ -94,7 +94,7 @@
 %   \end{tabular}
 % \end{quote}
 %
-% |ltjclasses| と大きく違うのは以下の点です。
+% |ltjclasses| と違うのは以下の点です。
 %
 % \paragraph{サイズオプションの扱いが違う}
 %
 % 43ポイント,12Q,14Qの指定を可能にしています。
 %
 % \subsection{\texttt{jsclasses.dtx} からの主な変更点}
-% 全ての変更点を知りたい場合は|jsclasses.dtx| と |ltjsclasses.dtx| で |diff| を
+% 全ての変更点を知りたい場合は|jsclasses.dtx| と |ltjsclasses.dtx| で |diff| を
 % とって下さい。
-% なお,オプションで無効にしたものがいくつかありますが,互換性のために
-% オプション自体は残してあります(つまり,削除されたオプションが指定されていても
-% コンパイルは通る)。
 % \begin{itemize}
-% \item フォントメトリック関係のオプション |winjis| は単に無視されます.
-% \item 標準では |jfm-ujis.lua|(Lua\TeX-ja標準のメトリック,OTFパッケージのものがベース)を使用します.
-% \item up\TeX 関係のオプションを削除してあります。
-% \item |disablejfam| オプションが無効になっています。
+% \item フォントメトリック関係のオプション |winjis| は単に無視されます。
+% \item 標準では |jfm-ujis.lua|(Lua\TeX-ja標準のメトリック,OTFパッケージのものがベース)を使用します。
+% \item |uplatex| オプションを削除してあります。
+% \item |disablejfam| オプションが無効になっています。もし
+% \begin{quotation}
+%   |! LaTeX Error: Too many math alphabets used in version ****.|
+% \end{quotation}
+% のエラーが起こった場合は,|lualatex-math| パッケージを読み込んでみて下さい。
 % \item |papersize| オプションの指定に関わらず PDF のページサイズは適切に
 %   設定されます。
-% \item Lua\TeX-ja 同梱のメトリックを用いる限りは,段落の頭にグルーは挿入されません
+% \item Lua\TeX-ja 同梱のメトリックを用いる限りは,段落の頭にグルーは挿入されません
 %   そのため,オリジナルの |jsclasses.dtx| 内にあったhack(|\everyparhook|)は不要になったので,
-%   削除しました
-% \item 「\texttt{amsmath} との衝突の回避」のコードは,上流で既に対処されている上に
+%   削除しました
+% \item 「\texttt{amsmath} との衝突の回避」のコードは,上流で既に対処されているうえ,
 %   これがあると |grfext.sty| を読み込んだ際にエラーを引き起こすので削除しました。
 % \item |\小|,|\上小|,|\if西暦|,|\西暦|,|\和暦|をそれぞれ
 %   |\Shou|, |\UeShou|, |\ifSeireki|, |\Seireki|, |\Wareki| に変更してあります。
 %
 % p\TeX では数式中では16通りのフォントしか使えませんでしたが,Lua\TeX では
 % Omega 拡張が取り込まれていて256通りのフォントが使えます。
-% そのためこのオプションは無効にしてありますが,互換性のためにオプション自体は
-% 残しておきます。
+% ただし,\LaTeXe カーネルでは未だに数式ファミリの数は16個に制限されているので,
+% 実際に使用可能な数式ファミリの数を増やすためには |lualatex-math| パッケージを
+% 読み込む必要があることに注意が必要です。
 %
 %    \begin{macrocode}
-\DeclareOption{disablejfam}{\@enablejfamfalse}
+\DeclareOption{disablejfam}{%
+  \ClassWarningNoLine{\@currname}{The class option 'disablejfam' is obsolete}}
 %    \end{macrocode}
 %
 % \paragraph{ドラフト}
 % というオプションを指定します。
 % p\TeX でよく利用される \texttt{jis} フォントメトリックと互換のメトリックを使いたい場合は,
 % \texttt{ptexjis} というオプションを指定します。
-% \texttt{winjis} メトリックは用済みのため,\texttt{winjis} オプションは無視されます
+% \texttt{winjis} メトリックは用済みのため,\texttt{winjis} オプションは無視されます
 % 
 %    \begin{macrocode}
 \newif\ifmingoth
 \jisfontfalse
 \newif\ifptexjis
 \ptexjisfalse
-\DeclareOption{winjis}{}\DeclareOption{uplatex}{} % These 2 options are ignored.
+\DeclareOption{winjis}{%
+  \ClassWarningNoLine{\@currname}{The class option 'winjis' is obsolete}}
+\DeclareOption{uplatex}{%
+  \ClassWarningNoLine{\@currname}{The class option 'uplatex' is obsolete}}
 \DeclareOption{mingoth}{\mingothtrue}
 \DeclareOption{ptexjis}{\ptexjistrue}
 \DeclareOption{jis}{\jisfonttrue}
 % \pTeX (アスキーが日本語化した\TeX )では,例えば従来のフォントメトリック
 % \texttt{min10} やJISフォントメトリックでは「公称10ポイントの和文フォントは,
 % 実際には9.62216ptで出力される(メトリック側で0.962216倍される)」という
-% 仕様になっています
-% 一方,Lua\TeX-jaの提供するメトリックでは,そのようなことはありません
-% 公称10ポイントの和文フォントは,10ポイントで出力されます
+% 仕様になっています
+% 一方,Lua\TeX-jaの提供するメトリックでは,そのようなことはありません
+% 公称10ポイントの和文フォントは,10ポイントで出力されます
 % 
 % この|ltjsclasses|でも,派生元の|jsclasses|と同じように,
 % この公称10ポイントのフォントをここでは13級に縮小して
 %    \end{macrocode}
 %%
 % Lua\TeX-jaでは和文組版に伴うグルーはノードベースで挿入するようになり,また
-% 欧文・和文間のグルーとイタリック補正は干渉しないようになりました
+% 欧文・和文間のグルーとイタリック補正は干渉しないようになりました
 % まだ「和文の斜体」についてはLua\LaTeX カーネル側でまともな対応がされていませんが,
-% |jsclasses.dtx|で行われていた|\textmc|, |\textgt|の再定義は不要のように思われます
+% |jsclasses.dtx|で行われていた|\textmc|, |\textgt|の再定義は不要のように思われます
 %
 % 新クラスでも数式内で日本語が使えるようにしました。
 %
 % 二つ挿入した |\everyparhook| のうち後者が |\paragraph| 類の後で2回実行され,
 % それ以降は前者が実行されます。
 %
-% [2011-10-05] Lua\TeX-jaでは|\everyparhook|は不要なので削除
+% [2011-10-05] Lua\TeX-jaでは|\everyparhook|は不要なので削除
 %
 %    \begin{macrocode}
 \def\@xsect#1{%