% \changes{v1.7e-ltj-15}{2017/08/31}{本ドキュメントのタイプセットで,小塚フォントが存在するときには
% それを用いるように変更(PDFサイズ削減のため).}
% \changes{v1.7f}{2017/08/31}{和文書体の基準を全角空白から「漢」に変更}
+% \changes{v1.7g}{2017/09/19}{内部処理で使ったボックス0を空にした}
+% \changes{v1.7g-ltj-16}{2017/12/31}{\cs{Cjascale}追加}
% \fi
%
% \iffalse
%<11pt&bk>\ProvidesFile{ltjtbk11.clo}
%<12pt&bk>\ProvidesFile{ltjtbk12.clo}
%</tate>
- [2017/08/31 v1.7f-ltj-15
+ [2017/12/31 v1.7g-ltj-16
%<article|report|book> Standard LuaLaTeX-ja class]
%<10pt|11pt|12pt> Standard LuaLaTeX-ja file (size option)]
%<*driver>
% \changes{v1.6-ltj-9}{2015/01/01}{サイズクラスのロード前にメトリックの変更を行わないと,
% \cs{Cht}等の値が反映されないのでこの場所に移動させました.}
%
+% \changes{v1.6g-ltj-16}{2017/12/31}{\cs{Cjascale}を追加しました。
+% これは、コミュニティ版p\kern-.05em\LaTeX で導入された、
+% 和文スケール($1\,\cs{zw} \div \hbox{要求サイズ}$)を表す実数値マクロです。}
+%
% \begin{macrocode}
%<*article|report|book>
\directlua{luatexbase.add_to_callback('luatexja.load_jfm',
'ltj.jclasses_load_jfm', 1)}
{\jfont\g=\ltj@stdmcfont:jfm=min } % loading jfm-min.lua
\expandafter\let\csname JY3/mc/m/n/10\endcsname\relax
+\def\Cjascale{0.962216}
\DeclareFontShape{JY3}{mc}{m}{n}{<-> s * [0.962216] \ltj@stdmcfont:jfm=min}{}
\DeclareFontShape{JY3}{gt}{m}{n}{<-> s * [0.962216] \ltj@stdgtfont:jfm=min;jfmvar=goth}{}
\ltjglobalsetparameter{differentjfm=both}
% されています。基準とする文字を「全角空白」(EUCコード\texttt{0xA1A1})から
% 「漢」(JISコード\texttt{0x3441})へ変更しました。
% \changes{v1.7f}{2017/08/31}{和文書体の基準を全角空白から「漢」に変更}
+% \changes{v1.7g}{2017/09/19}{内部処理で使ったボックス0を空にした}
% \begin{macrocode}
\setbox0\hbox{漢}
\setlength\Cht{\ht0}
\setlength\Cwd{\wd0}
\setlength\Cvs{\baselineskip}
\setlength\Chs{\wd0}
+\setbox0=\box\voidb@x
% \end{macrocode}
% \end{macro}
% \end{macro}
%
% \pstyle{jpl@in}スタイルは、クラスファイル内部で使用するものです。
% \LaTeX{}では、bookクラスを\pstyle{headings}としています。
-% しかし、\cs{tableofcontnts}コマンドの内部では\pstyle{plain}として
+% しかし、\cs{tableofcontents}コマンドの内部では\pstyle{plain}として
% 設定されるため、一つの文書でのページ番号の位置が上下に出力される
% ことになります。
%
%\newcommand*{\sectionmark}[1]{}
%\newcommand*{\subsectionmark}[1]{}
%\newcommand*{\subsubsectionmark}[1]{}
-%\newcommand*{\paragraph}[1]{}
-%\newcommand*{\subparagraph}[1]{}
+%\newcommand*{\paragraphmark}[1]{}
+%\newcommand*{\subparagraphmark}[1]{}
% \end{macrocode}
% \end{macro}
% \end{macro}
% |\alph{|\Lcount{COUNTER}|}|は、\Lcount{COUNTER}の値を
% $1=$~a, $2=$~b のようにして出力します。
%
-% |\Roman{|\Lcount{COUNTER}|}|は、\Lcount{COUNTER}の値を
+% |\Alph{|\Lcount{COUNTER}|}|は、\Lcount{COUNTER}の値を
% $1=$~A, $2=$~B のようにして出力します。
%
-% |\kansuji{|\Lcount{COUNTER}|}|は、\Lcount{COUNTER}の値を
+% |\Kanji{|\Lcount{COUNTER}|}|は、\Lcount{COUNTER}の値を
% 漢数字で出力します。
%
% |\rensuji{|\meta{obj}|}|は、\meta{obj}を横に並べて出力します。
% |\@tempdima|にしていますが、この変数はいろいろな箇所で使われますので、
% 期待した値が入らない場合があります。
%
-% たとえば、|lltjfont.sty|での|\selectfont|は、和欧文のベースラインを調整する
-% ために|\@tempdima|変数を用いています。そのため、|\l@...|マクロの中で
-% フォントを切替えると、|\numberline|マクロのボックス
-% の幅が、ベースラインを調整するときに計算した値になってしまいます。
+% ^^A たとえば、|lltjfont.sty|での|\selectfont|は、和欧文のベースラインを調整する
+% ^^A ために|\@tempdima|変数を用いています。そのため、|\l@...|マクロの中で
+% ^^A フォントを切替えると、|\numberline|マクロのボックス
+% ^^A の幅が、ベースラインを調整するときに計算した値になってしまいます。
+% ^^A →修正(texjporg):最近の|\adjustbaseline|では|\adjust@dimen|が使われて
+% ^^A いるため、記述をコメントアウトしました。
%
% フォント選択コマンドの後、あるいは|\numberline|マクロの中でフォントを
% 切替えてもよいのですが、一時変数を意識したくないので、
% \end{macro}
%
% \begin{macro}{\addcontentsline}
-% ページ番号を|\rensuji|で囲むように変更します。
-% 横組のときにも`|\rensuji|'コマンドが出力されますが、
-% このコマンドによる影響はありません。
+% 縦組の場合にページ番号を|\rensuji|で囲むように変更します。
+% ^^A 横組のときにも`|\rensuji|'コマンドが出力されますが、
+% ^^A このコマンドによる影響はありません。
%
% このマクロは\file{ltsect.dtx}で定義されています。
% \begin{macrocode}